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2007年11月11日

マッコウクジラの生態

マッコウクジラの下顎の骨格からみて分かるように本当に大きい動物です。
びっくりするばかりです。


神戸市立須磨海浜水族園での展示マッコウクジラは下あごに円錐形の歯を 20?26 対もつ。それぞれの歯は重さ1キログラムもある。主食であるヤリイカやダイオウイカを食べるために歯は不必要(飲み込むため)だと考えられており、歯の存在理由ははっきりとはわかっていない。また、歯をもたないにもかかわらず、健康に太った野生の個体も実際に観察されている。現在では、同種のオス同士で争う際に歯が使用されるのではないかと考えられている。この仮説は、歯が円錐形で広い間隔を空けて配置されている理由も説明できる。上あごの中にも未発達の歯が存在するが、口腔内まで出てくることはまれである。余談だが似た食性のハナゴンドウ(マイルカ科だがマッコウクジラと酷似する部分が多い)も同様に下あごにのみ歯がある。 近年の研究により、子を海面へ残したまま深海へ餌を取りに行った親が子の餌としてくわえたまま持ち帰る姿が確認されている。映像に納められているものはダイオウイカで、一匹丸ごとではなく、一部だけを持ち帰ってきた。これにより、歯の存在理由が餌をかみ切ること、深海から海面へ運ぶときの滑り止め等としての仮説も出てきた。

家族の絆がとても強い。子供は生まれてすぐ深海に潜ることはできない。母親は子供が深海へもぐることができるようにするため、しばしば訓練をするが子供がなかなか潜ろうとしない場合は、母乳を飲ませつつ潜る。最近の研究では頻繁に深海と海面を行き来することがわかっている。生涯の3分の2は深海で過ごす。マッコウクジラは軽く2000メートルは潜ることができ、集団で狩りをすると考えられている。シャチが天敵である。光の届かない深海においてはイルカ等に代表されるエコーロケーションを用いている。また、家族同士での会話も音を利用していると考えられている。

日本では、小笠原に定住している。普通は回遊することが多く、これは特異な事例である。

マッコウクジラは、すべてのクジラ類のなかで最も大きな性差をもつ。標準的なオスの体長は16?18mであり、メスの12?14mと比べて30?50% 大きく、体重はオス50tに対しメス25tと、ほぼ2倍の差異がある。なお、誕生時は雌雄いずれも体長4m、体重1tである。

マッコウクジラの潜水能力は群を抜いている。ヒゲクジラ類の潜水深度は200~300メートル程度とされているが、最近の研究によって、マッコウクジラの場合は、全身の筋肉に酸素を蓄えるために、1時間呼吸することなく潜ることができる。息継ぎをするために水面に上がるうちの約20分程度、約1000メートル近くの深海にまで潜水、捕食等の活動が行われていることがわかっている。3000メートルを潜ったとする記録もある。このため、原子力潜水艦と衝突したり、海底ケーブルに引っかかった死体が見つかったりした実例がある。原子力潜水艦との衝突の場合、船体を破損させることはないが、ヨットや木造船とぶつかった場合多大な損傷を与えることがありうる。 深く潜るのは、浅海での生存競争に敗れ、深海に潜り同じく深海に生息するダイオウイカを餌とするしかなかったためと考えられている。

マッコウクジラは、低い出生率と遅い成熟と長命を獲得している。メスは4歳から6歳で成熟し、メスの妊娠期間は少なくとも12か月、最長で18か月。そして、子育ては2?3年続く。マッコウクジラの家族は、母系家族でメスが中心となる。オスは単独行動を取る。オスの繁殖適齢期は10歳ごろから20歳ごろまでの約10年間続き、40歳を超えても成長は止まらず、約50歳で最大のサイズに達する。5年に一度しか出産しない。

引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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